すんごい研究所(仮)

#6「対話が生まれる=マチ全体コミュニティ構想」そんな地域社会を作るためにできること

「一人一人が、自分らしく生きていける社会になる」

2022年、4ヶ月に渡ってすんごい研究所(仮)で対話し、導き出した働く女性が考える「活躍」の形は、男性・女性関係なく、自分が望む”活動”の【具合・均衡】を、企業内においても、地域社会においても、家庭内においても、認められることであり、支え合えることであり、応援しあえることでした。
そして、それを実現するために、まず必要なことは、あらゆる社会単位での『対話』でした。

【2023年、すんごい研究所(仮)が取り組むテーマ】
『次の世代のために「あらゆる社会単位で対話が生まれる=マチ全体コミュニティ構想」そんな地域社会を作るためにできること』です。

1歩進んで具体アクション→2歩下がると前より広くクッキリ輪郭が見えてくる

「すんごい研究所(仮)」という対話の中で、私たちは1歩進んで2歩下がるを何度も何度も繰り返します。何回同じことするんだよ~と思う人もいるかもしれませんが、同じことのようで同じじゃない。一回下がることで、より広い視野で全体を見渡せるようになり、次の1歩を進んだときには、前は出てこなかった、より具体的なアクションアイデアが出てきます。

そして今回も、そもそも「地域のコミュニケーションを活性化できている状態とはどういう状態なんだろうか」「”見えない壁”を越えて、話せる、つまり”壁がない”ってどんな状態なんだろうか」を探ることからスタートしました。

■世代間の壁がない状態とは
■性別の壁がない状態とは
■職業の壁がない状態とは

人は、どれほどの誰かの作った「そうするべき」と「評価」と「お作法」に判断基準を置いて、従って生きているのかが、改めて見えてきました。

”壁がない世界”は、コミュニケーションが多様化・活性化することにつながるのか

「意外と壁を感じていない」という意見しかり、「”壁がない=コミュニケーションの多様化”にならないのでは」という視点も出てきました。

コミュニケーションが活性化するために「壁がない状態」は、必要な要素の一つですが、それだけでは、対話が生まれる地域社会にはならないのではということです。

そこでまず、コミュニティが活性化して、”目に見えない壁”がなくなるように、街の場でできたらいいな~、あるといいな~嬉しいな~というアイデアを出し合ってみました。

街を本気で考える人が本気で具現化を考えたらどうなっていくのか

新しい場所を作るのではなく、今ある場所でできることがどんどん出てきた今回。みんなのあったら嬉しいを出し合うだけではなく、「それこうしたら実現できそうじゃない?」と、おのずとその先へ対話が広がっていきました。

今あるリソースでも具現化できそう。本業を活用したら事業として行政に提案できそう。そんな話まで進んでいきました。

▶︎官民・個人法人問わずアイデアを投げかけられるスナック
▶︎保育士常駐のカフェで仕事したい
▶︎海外から来た人を呼ぶ、英語の掲示板
▶︎ワーケーションやイベント企画コラボできたらいいなコラボの仕方がいまいちわからずにいます
▶︎小学校が学校だけでなく、違う場所で青空教室とかできたらな
▶︎学校行きたくない子達とその親が集ってお店する
▶︎ピクニック野外映画上映
▶︎学びの場が少ない長野市に楽しく学べる場をつくる
▶︎“みんなの学校”子供世代から高齢世代まで、それぞれの「こんなことを学びたい・知りたい・楽しみたい」という声に基づいて、様々なイベント(コンテンツ)を学校のエリアを利用して開催する。
▶︎夜の学校で運動会!お化けと鬼ごっこ
▶︎焚き火(火遊び)できる公園

そうそう、自分もそう思っていた!というアイデアや、そんなこと可能なのか!?でもやるなら参加したい!の面白いアイデアまで。一人一人が、「じゃあ、自分ならどう関われるか」を考えながらアイデアを深堀していきました。出るわ出るわのワクワクなアイデアと具現化への方法。たった一つの呟きが多くの可能性へと変化していきました。

”私ができること”の集合知は、マチの力になる

どれだけ、出てくるんだ、みんなの「私ができること」!こんなこと役に立つのかな~っと思っているささいなことでも、たくさん集まれば力となり、マチの魅力となり、動き出した時のスピード感と、拡大性と、発展性は無限大になるはずです。

▶︎星空撮影会など、企画したいです
▶︎海外の人紹介します
▶︎お化け役やります
▶︎大工さんやDIY得意な人紹介します
▶︎畑あります
▶︎ホールやコンサート会場などでのイベント運営、手伝えます
▶︎中高生の相手します
▶︎子ども大人両方楽しめる競技考えます
▶︎広告作ります。Webサイト作ります
▶︎プロジェクター提供

きっと誰にだって「私ができること」があるはずです。それを気軽に表明できる仕組みがあれば、一人一人が自分ごととしてまちづくりに参加できるだろうと気づきます。

次回2023年11月9日(木)19:30〜は、

次回は、より具現化に向けて、具体アクションを探っていきます。出てきたアイデアとは「具体的に誰にどんな体験をさせたいのか」さらに、他にもどんなシーンや場所でそれが体験出来うるかを改めて出し合ってみます。

▼次回イベント詳細はこちらから


Biotopeすんごい研究所(仮) Supported by SUNDRED株式会社

BiotopeFounder

吉川 みのり

[調和性 / アレンジ / 分析思考]

兵庫県神戸市生まれ。システムベンダーにおいてカスタマーサクセスとして6年間勤務。2004年シソーラス株式会社の創業時より、企業の個人情報管理であるプライバシーマーク認証取得支援コンサルタントとして15年以上の経験を持つ。2019年春、長野市に移住。移住後は地域活性化、まちづくりに関わるコミュニケーターとして地域の人々、行政、学生など多様な人々と共に商店街活性・教育・中山間地域交流などのプロジェクトに携わる。長野の働く女性ともっと繋がりを広げたい、地域で活躍している女性を可視化していきたいとの思いでBiotopeを立ち上げる。

2020年秋:Biotope発足


【専門分野資格等】
▶︎コミュニティプラットフォーム構築/個人情報管理/Web運用/レポート作成/資料・マニュアル作成
▶︎プライバシーマークコンサルタント/ファイナンシャル・プランナー


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