すんごい研究所(仮)

#2女性起点で女性活躍を解決するアクションアイデアを出し合ってみた

すんごい研究所(仮)は、「地域をもっとよくしたい」の想いから、課題に対しても、「試しにやってみた」「形にする」「動き出す」「次に繋げる」の何かしらのアクションを生み出したいと考えています。

そこで、#2では、参加者の一人一人がどんなアクションイメージをもっているか、どんなアイデアがあるかを出し合ってみました。
前回の大量の対話から、女性活躍の根本課題は「コミュニケーション不足」という、普遍的な課題感に行き着きました。そこで、今回は、

●その課題の要因はなにか
●その要因を取り除いてどんな状況になることが望ましいか
●その望ましい方へ向かうためにどんなことをやってみたいか

をグイグイ対話してみました。

今回も大量の対話でした。

コミュニケーション不足の要因はこれだっ!

「先入観」「対話を自分のことを話すことと勘違いしている人がいて一方通行」「リアクションをとらない」「そもそも対話をする場所がない(物理的な場所含む)」「世代間の接点(機会)が少ない」「新しいものへの拒絶反応」「便利がゆえに対話する機会が減ってる気がする」「組織の中でも世代ギャップで対話ができていない」「会社などの組織がまだまだ男性中心・ジェンダー不平等な状態になっているが、それに気づいたり問題意識を持っている人がまだまだ少ない。」「日々の業務に忙殺されて、組織の問題点について考えたり、同じ思いを持った仲間を探してつながろうと行動する余裕がない。」「医療福祉系の組織はめちゃくちゃ意見が言いにくい」などなど。

立場だけでなく、業種によっても特徴的な意見が出ていたりでしたが、やはり出てくるワードは似ているものが多数ありました。

★すんごいワード「リアクション不足は長野県全体の課題」「コミュニケーションは聴くこと」「コミュニケーションは双方の歩み寄り」

ワタシたちが望んでいる社会の関係性はこういうこと

「対話が大事」を因数分解すると
「話を聴くことが大事」、そうすることで「対等」という土台ができ「信頼関係」につながっていく。「信頼関係を築ける」ということは「自己肯定感を高められる関係」であるということ。
”楽しい”だけでなく
「困った」を解決する間柄。それぞれの世代をつなぐハブ的な人材が必要ではないかということ。
バディー制。
「年齢50歳差の親友」お互いのお困りごとが、それぞれで解決できる、友達感覚で気軽に頼れる存在=補完関係になれるのではないかということ。
聴きたいから始まる対話
「話したいだけじゃなくて、聞きたいから始まる対話」があってもいいよね。「上司&部下、年配&若手、など立場の異なる者同士が、考えていること(組織でやりたいことだったりどうありたいかなど)を腹を割って話せる(話す機会や習慣が確保されている)」この人と話してもいいのかな?がわかりにくにからこそ、習慣化されているって安心感しかない。

★すんごいワード「立場関係なく自然体でいられる安心感」

望んでいる社会に向かうためにこんなことできるんじゃない

物理的+心理的な第二のおウチ計画
「公民館はシニアだけの場所」という先入観。
子供は、家庭と学校にしか居場所がない。第二の家があれば、そこで救われることもある(体験者談)。地域のおじいちゃんおばあちゃんに元気をもらえた。一人暮らしのシニア、居場所のない子供、子供を介して中間層がお互いに支え合える場所。部活動に代わるような場所があればいいよね。

お悩みマッチング!?課題解決型イベント開催
「コミュニティ同士をつないでくれる人材を育成しよう。」
問題を抱えている人、それを解決したい人[主催者]、それを解決できる人[巻き込む人]=つまりそういう「何かしらの役割を担える人[繋ぎ手]」をたくさん作っていこう。そして、そのような繋ぎ役の人が自由に活用できるアセットを増やしていこう(例えば場所など)。

関心のある仲間同士が信頼してコミュニケーションでつながれる場をつくる
職場(市役所)内で、ジェンダーや女性活躍の施策について学び発信する場(自主的なサークル)を作りたい。「職場で雑談する会」を作ったり、また「社外の人を職場に連れてきてテーマで雑談する」。まずは関心のある仲間同士が信頼してコミュニケーションでつながれる場を目指す。

★すんごいワード「仲間を見守る」「お互いを見守る」「何かしてあげたいはモチベーション」

すんごい研究所(仮)だから気づけることとは

毎回、”この対話を机上の空論にさせないためには、、、”の視点が、無意識のうちにてんこ盛りだから、一人一人の本音がすごいです。一人一人の本音を無駄にしたくないなと思うから、本気で頭をフル回転にできる気がします。皆さんが、見てきたこと、感じてきたこと、その状況に置かれていたこと、それらのリアルがここに全部詰め込まれていってる気がします。

【すんごい研究所(仮)】#3 次回内容

さあ、この場に乗ってみるも、みないもあなた次第。
次回は、近日予定…..(次回から参加したい!という方も、次回だけ参加したい!という方も大歓迎です。初参加Wellcome!)
次回は、「こんなことできるかも」「こんなことやりたい」を実現するために、具体的にどんな手段がある、どんな人を巻き込んでいけばいい?なんかを探っていきます。

アクションにつながる第2歩目です。


Biotopeすんごい研究所 Supported by SUNDRED株式会社

BiotopeFounder

吉川 みのり

[調和性 / アレンジ / 分析思考]

兵庫県神戸市生まれ。システムベンダーにおいてカスタマーサクセスとして6年間勤務。2004年シソーラス株式会社の創業時より、企業の個人情報管理であるプライバシーマーク認証取得支援コンサルタントとして15年以上の経験を持つ。2019年春、長野市に移住。移住後は地域活性化、まちづくりに関わるコミュニケーターとして地域の人々、行政、学生など多様な人々と共に商店街活性・教育・中山間地域交流などのプロジェクトに携わる。長野の働く女性ともっと繋がりを広げたい、地域で活躍している女性を可視化していきたいとの思いでBiotopeを立ち上げる。

2020年秋:Biotope発足


【専門分野資格等】
▶︎コミュニティプラットフォーム構築/個人情報管理/Web運用/レポート作成/資料・マニュアル作成
▶︎プライバシーマークコンサルタント/ファイナンシャル・プランナー


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