Vol.2クセ強めに関わったら、長野県で映画作ってた。
「リモートワークで仕事できる今、都会に住み続ける理由ある?」
ふとそんな風に思い、田舎での暮らしについて調べ始めたアラフォー女子。
移住先候補として「長野県」に白羽の矢を立て、旅行ではなく住む場所としてのメリットデメリットを調査!移住という妄想を現実にすべく長野県とより濃く付き合ってみたリアルストーリーを届けます。
旅以上移住未満の関係、転じて映画撮影となる。
”長野移住を目標に、まずは長野と濃い関係になる”
そう心に誓った私。
旅行ではなく住む長野と出会うために、色々な妄想をします。
アクセス拠点となる長野駅の様子。
大好物のりんごや長野の美味しい食文化。
単なる観光以上のことをしたい。
私以外の都会人にも長野の魅力を知ってほしい。
できれば地元の人ともお近づきになりたい。
そんな欲張りな妄想を繰り広げていたら・・・
なんと、長野で短編映画を作ってました!!
#長野で短編映画
「え、何がどうなって映画になった?!」
そう思いましたよね?
#何がどうなって映画になった?!
思わず2回言っちゃう!
予想の斜め上だったかと思いますが、
これは本当に色々なご縁が生んだ奇跡だったんです。
長野のりんご農園を舞台にした作品
さて、なぜ私が長野で映画を作ることになったのか。
ことの発端は私の誕生日でした。
私事ではありますが、この春に40歳のお誕生日を迎えました。
ええ、ありがとうございます。
そこで、何か思い出に残ることをしたい。
と、近しい仲間に相談しているうちに、
映画作りをしようという話になったのです。
記念に映画作り?どんなパーソナリティ?
と思われたかもしれませんが、
私がこれまで脚本を書いていた経緯もあり、
そして、まぁ、何より流れと勢いで決まったのです。
内容について打ち合わせをする中で
「大好物のりんご出したらええんちゃう?」
というアイディアに、場が沸きました。
#大好物のりんご
皆さんも想像してみてください。
自分の好きなもので映画を作れるんです。
こんな胸踊ることがありますか?
読書好きなら本の映画
電車が好きなら電車の映画
温泉が好きならテルマエロマエ
ね、ワクワクしますよね!
映画初心者、映画を作る
そうはいっても、私も映画作りについては素人で
「映画作り?何それ美味しいの?」状態。
想いだけでスタートしたプロジェクトでしたが、
運よく素敵なご縁に恵まれ撮影することができました。
中でもキーパーソンになったのは、
フルプロ農園の徳永虎千代(とくながとらちよ)さん。
長野市赤沼にあるりんご農園の代表をされています。
今回全面的にご協力いただき、
りんご農園でのロケが実現しました。
車での送迎、農作業指導から
エキストラ出演まで・・
深く関わっていただきました。
そんな虎千代さんとの出会いのきっかけはSNS。
いや〜時代ですね〜
#出会いのきっかけはSNS
#発言が昭和
ローカルな長野
私としては、
産直りんごをかじるシーンがあればいいな〜
と思っていた程度でしたが、
気づけば
りんご農園を舞台に撮影できました。
夢のよう!
また、撮影は長い時間を共にするので、
休憩中にりんご農家さんの魅力や苦労を聞いたり、
撮影チームで長野駅でご飯を食べたり。
他の人と被らないユニークな関わり方という意味では、
100点満点と言えるのではないでしょうか!
よっしゃ!
これからもっと長野とええ仲になるら〜?
#長野とええ仲になるら〜?
#エセ長野弁
#夢叶った
(続く)
次回
「vol.3 長野県の夏リアルボイス 〜え、ごめん。蒸し暑すぎ〜」
フリーランス
ともみん/林ともみ
東京都新宿区在住のシティガール。自分らしさを追求して、フリーランス歴12年。これまで舞台脚本、コラム、イベント企画でのシナリオ執筆を担当する。独自のワードセンスや言い回しで、クスリとさせる文章が得意。りんごとワーケーションが大好き。