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すんごい研究所(仮)#3女性が活躍するためにできそうな社会実験とは[イベントレポート]
2022.12.21

すんごい研究所(仮)#3女性が活躍するためにできそうな社会実験とは[イベントレポート]

すんごい研究所(仮)は、「地域をもっとよくしたい」を女性起点で捉えて、一人一人の”ワタシをもっと役立たせたい”を実現できるプロジェクトになることを目指しています。
この「女性活躍」の課題に対して「形にする」「動いてみる」「次に繋げる」の何かしらのアクションを生み出したいと考えています。
#3では、さまざまなアイデアを実現するために、どんなことが社会実験できそうかまでを対話してみました。すんごい研究所(仮)は、こんな感じで進んでいます。

【全体テーマ:女性活躍を捉え直す(再定義)】
プレ回(発散):”女性活躍”ってそもそもなに?課題はどこにある?
第1回(深堀):女性活躍の根本課題ってなんだろう
第2回(アイデア出し):課題を解決するために、考えられるアクションてどんなアイデアがある
【★今回はココ】第3回(社会実験化へ):「場・人・仕掛け」のキーワードから、「人」と「仕掛」にフォーカスしてみる
第4回(最終回):1月25日(水)19:30開催

今回も大量の対話でした。

場を提供するだけじゃコミュニケーションギャップは解消されない

#2で”女性活躍”の根本課題を深堀したら、そもそもの普遍的な課題であるコミュニケーション不足が浮き彫りになりました。それらを解決するために、
・多世代での対話の場がほしい
・地域の中でお年寄りと子どもが共に居れる場所がほしい
・自分のいる枠を超えて、共通の関心ごとで他者と繋がれる場がほしい
という、アイデアが出てきました。しかし、場が用意されても、それだけで人は繋がれるのか?重要なことは、その中で人と人、モノと人、コトと人を繋ぐことができる「繋ぎ手(人)」がいること。その繋ぎ手を増やしていく必要があるのではないか。というところに行きつきました。

ワタシたちが思っている「繋ぎ手(人)」とはこういう人

・どういう人と繋がりたい?
・どういう場所なら繋がれそう?
というところから今回、対話を始めていきました。
例えば、解放的に人と繋がれるってどういう場がある?から、「居場所」であったり「酒場」であったり、ただの場所ではなく、そこにはモノや食事やお酒というコミュニケーションを介在させるキーワードも出てきました。
さらに「じゃあ、どんな人に繋げてもらいたい?どんな人が繋ぐと面白そう?そもそも繋ぎ手とはどういう人のことをイメージしていますか?」と深堀していきました。すると、繋ぎ手をイメージするものとして、コミュニケーションスキルだけではなく、作り込んでいない”素”の人間性の部分、その人の資質の部分も”安心感”であったり”信頼性”を与えているという意見も共通項として出てきました。

★繋ぎ手を表すワード「センス」「雰囲気」「リスペクトしてくれる姿勢」「親しすぎないことも大事」

タシたちは「すんごい活躍している人」ばかりと繋がりたいわけではない

「女性活躍」=組織の中でキャリアを築き、役職がつき、活躍している人。という偏った価値観は、「すんごい人」とのマッチング的なわかりやすい策に流れがちになります。偏りがちな価値観は、そこに目的をもって、懸命に努力している女性たちに弊害をもたらしていないでしょうか?女性たちは「女性活躍」に縛られないところで、キャリアアップや組織の中での活躍の場を求めています。働く女性たちが「ワタシをもっと役立たせる」ために求めている、本当のところはどこにあるのでしょうか?
動き出している女性、動き出したい女性たちは、こんな人たちと繋がりたいと思っています。こんな風に繋がることでもっとワタシを役立たせることができると考えています。

・ゆるやかに繋がりたい
・価値観の近い人と繋がりたい(共感できる、趣味が同じ)
・想いをもって活動しているふつうの人と繋がりたい
・理解者が増えることで孤独にならない、一人で悩まない考えこまない
・自分より一歩先を歩いているひと(教えることができる人)
・学生と社会人のつながりがあればいい
・社会的なアクションに取り組んでいる人
・ユニークな取り組みをしている人

★働く女性たちが「ワタシをもっと役立たせる」ために、必要と思っていること。
→別のコミュニティや人とつながることで、課題共有と新しい知見が増える。そして、その知り得た知識を、次の人に渡していく。

どんなことを社会実験してみるか

プレ回から始まり今回の#3までで、本当にたくさんの対話がなされてきました。「女性活躍って言葉が女性である私たちに一切刺さっていない」という問題意識からの、その課題の本質はどこにあるんだ?というところから対話を発展させてきた全4回。一見、「女性活躍」=女性だけのこと。になりそうですが、ここでは「地域コミュニティ」であったり「組織」であったり「教育」「キャリア」「高齢者」「子ども」「引きこもり」「学校」「孤独」と、それぞれの視点でそれぞれのシーンに目が向けられてきました。さて、では、働く女性たちがとことん話していく中で、充分でなかった視点とは?知ることができていない視点とは?そこにふんわり行き着いたような気がしています。

★すんごいワード「対話倶楽部」「霊長類」「哲学」「卑弥呼」

次回1月25日(金)19:30開催、いよいよ最終回「#4総括」です。

ただの本音の寄せ集めではなく、そこから「どんなアクションに繋げられるか」を考え、対話が広がりつながっていったように感じます。お一人お一人に「何かできることがあるんじゃないか」の想いがあるからこそ、この場の対話の深さ、対話量の多さを引き出せているのではないでしょうか。
「一度、この対話の雰囲気を見てみたい」という方は、是非スケジュールを抑えておいてください。
テーマ「女性活躍を捉え直す」は、いよいよ次回が、最終回です。
お申し込みはこちらのページからお願いします↓


Biotopeすんごい研究所(仮) Supported by SUNDRED株式会社

シソーラス株式会社Communicator

吉川 みのり

兵庫県神戸市出身。2019年長野に移住。Biotopeの立ち上げメンバー。Biotope担当:アイデアの整理整頓係。友人・知人0人の新天地にて商店街活性・まちづくり・中山間地域の教育支援などに携わる。長野の人々と共にワクワクする街を作っていきたいと強く思い、コミュニケーターとして地域の人々、行政、学生など多様な人々とさまざまなプロジェクトを立ち上げている。

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