Vol.7 日本で唯一?!今年大注目の長野エリア
「リモートワークで仕事できる今、都会に住み続ける理由ある?」
ふとそんな風に思い、田舎での暮らしについて調べ始めたアラフォー女子。
移住先候補として「長野県」に白羽の矢を立て、旅行ではなく住む場所としてのメリットデメリットを調査!移住という妄想を現実にすべく長野県とより濃く付き合ってみたリアルストーリーを届けます。
この冬行くなら、長野のどこ?
父、笛彦に長野の冬の話を聞き、俄然冬の長野に興味が湧いた私。
あとは、長野のどこに行くかを決めなくては。
諏訪湖が凍るところも見たいし
白馬でスキーもいいし
野沢菜も食べたいし
長野県民的にコタツも入りたいし
むむむむ・・
ピロン。
長野を欲張っていた私の元に届いた1通のLINE。
父、笛彦からでした。
「今年、辰野町が注目されているようだ」
#笛彦の文章は学者調
辰野(たつの)町といえば、父も縁のある場所です。
蛍が有名ではあるけど、今は冬。
そんなに注目される要素あったっけ・・?
そんな風に思いながら早速調べてみると、
辰年で注目・町名に辰の字が入った全国唯一の自治体『辰野町(たつのまち)』
とのニュースを発見。
いや、確かに!
地名に「辰」入ってましたわ・・!!
#タイムリーな話題に興奮
辰野町とは?
改めて辰野町ってどんな場所だったっけ?
と思い、調べてみました。
総人口18000人程度の上伊那郡の町で、長野県の真ん中辺りに位置します。
「辺り」といったのは、他にも県中央を名乗っている自治体があった為です。
地理的に長野県は日本の中心とも言えるので、
長野県の中心=日本の中心
となります。
そりゃ、日本の真ん中、名乗りたいですよね!笑
というわけで、
日本の真ん中を主張するのは、長野県だけではありません。
いろんな定義を元に、
山梨・栃木・群馬・兵庫・徳島・岐阜・・・
と「うちが日本の真ん中じゃー!!」と主張しております。
ただ、シンプルに日本の地図を見た時、
やっぱり長野じゃない?
となるような気がするのは私だけでしょうか。
#長野びいきも入ってる
ホタルを見にいこう
話が脱線してしまいました。
あとは何といってもホタル!
辰野町の松尾峡がホタルの名所として知られています。
諏訪湖から流れる天竜川の水が、ホタルを育てたそうです。
(辰野町観光サイトより)
辰野町のHPの中に「ホタルあれこれ」という項目があることから
ホタルの名所をPRしていることが分かります。
尚、毎年ホタルの季節にはお祭りが行われるそうですが、
2024年の開催日が決定していました。
【第76回信州辰野ほたる祭り(2024年)】
令和6年6月8日(土)~ 16日(日)
公園への入園料500円
*詳細は開催近くなってから
都会人にとってはホタルが見られるなんて最高の贅沢です。
私も笛彦と行ってみようかな?
長野県って面白い
いやー、まさかこの連載を書いている中で
こんなタイムリーなネタがあるとは思っていませんでした。
尚、辰野町以外で長野県の中で
日本の中心を主張しているのは、
・南佐久郡(日本のおへそ)
・塩尻市(日本土真ん中)
・上田市(言い伝えから日本中央を主張)
それ以外にも、松本市、上水内郡、佐久市・・と数箇所あります。
ならいっそ、全部回って
「日本の中心でりんごを食べるツアー」
でもしてみますか!
#せっかくなら愛も叫びたい
(続く)
次回
「vol.8 最終回 長野と見つめ直した幸せと価値観」
フリーランス
ともみん/林ともみ
東京都新宿区在住のシティガール。自分らしさを追求して、フリーランス歴12年。これまで舞台脚本、コラム、イベント企画でのシナリオ執筆を担当する。独自のワードセンスや言い回しで、クスリとさせる文章が得意。りんごとワーケーションが大好き。