ロリータとまな#1[”可愛い”との再会]
はじめまして。佐々木愛(ささきまな)です。
まなは昨年6月に、東京から小布施に移住をした女の子。
渋谷109とオードリー・ヘップバーンと魔女の宅急便が大好きな22歳です。
まなは今、小布施で「お花」と「女の子」というものに向き合って、生きています。
楽しくて、苦しくて、わくわくして、きょむきょむして、そんなまなの生きるを、今見ていただけていること、とてもうれしいです。
第一話目は、まなの小さい時のおはなし。
お付き合い、どうぞよろしくお願いします。
小学校に入学する前まで、ずっと空想ごっこが好きで、姉や弟、いとことおままごとをしたり、一人でぬいぐるみをいっぱいかき集めて、物語を作って演じるのがすごく楽しかったんです。
小学校に入学して、仲良しの女の子たちはみんなラブベリーやちゃおに夢中になりました。
まなにはラブベリーやちゃおは楽しくなくて、まだ空想ごっこが好きだけど、自分で作った物語の話をしたら、変な子だと思われちゃうから、言わないようにしようって決めて、”それっぽく“、でも楽しく過ごしていました。
そんな感じで、まなは中学生になりました。
まなが中学生の時、BABY THE STARS SHINE BRIGHTと伊藤園がコラボした、メルヘンコレクションというおまけ付きのペットボトルが販売されました。
そこのおまけに添付されていたカードに
「リボンやフリル、レースにときめいたあの少女の時の感覚を忘れられない女の子のためのお洋服がロリータファッションです」
と書かれていて、ものすごい衝撃を受けました。
「あ、好きなもの、ずっと好きでいていいんだ」って、
ずっとずーっと欲しかった居場所を、手に入れられた感覚でした。
そこから、貯めていたお年玉を使って中学3年生のとき、生まれて初めてロリータ服を買いました。
可愛くて、可愛くて、もったいなくてしばらく着れなかったくらい、本当にうれしかったのを覚えています。
ロリータファッションが、まなの人生を前進させてくれて、今、小布施に行き着いたなと思っています。
その話はまたこんど。
お花の可愛い担当。宮城県登米市出身、長野県小布施町在住。大学時代、小布施の農家さん一家に惚れ込み、小布施へ月1で通う生活をし、2020年6月より小布施へ移住。可愛いものやファッションが好きな「女の子」の感性を、小布施で昇華させるべく、日々ジタバタしたり、かわいこぶったり。