ナガノ

遊びとシゴト場の選択肢が広がる「nagano forest village」って?[長野市タイアップ記事]

長野市街地から30分弱で楽しむワーケーション!

こんにちは!「Biotope」ライターのナカノです。
長野市に住んで約5年経ちますが、長野駅周辺の便利さや善光寺門前の雰囲気のよさに、「やっぱりいい街だなぁ」としみじみ感じています。

車を20分も走らせれば、ぐるりと周囲を緑に囲まれた環境へアクセスできるのも長野市のよさ。
街と自然のバランスのよい長野市で充分すぎるくらしを満喫している日々ですが、フリーライターとして働く身としては、ワークスペースの選択肢がもっと増えてほしいと思うことも。

そこで今回ご紹介したいのが、2022年4月末に長野市にオープンした「nagano forest village(以下、フォレストヴィレッジ)」です。
フォレストヴィレッジは、「森の駅 Daizahoushi(以下、森の駅)」、キャンプ場、アウトドアアクティビティエリアからなる複合施設で、フリーランスやリモートワークをする方にとっては「仕事と遊びの両立」が叶う場所なのです!

実際に行って気づいた魅力は以下の3つ。

  • 気軽にキャンプ、アウトドアアクティビティを楽しめるフィールド
  • 家族連れにありがたい屋内アクティビティ
  • フリーランスやリモートワーカーは見逃せない、週末のプチワーケーションにぴったりのカフェ

また、フォレストヴィレッジは長野市初の試みでも注目されている施設なのですが……それは後半でお伝えしますね。本記事では、ライター・ナカノが感じたフォレストヴィレッジの魅力と運営者の思いをお伝えします!

気軽にキャンプ、アウトドアアクティビティを楽しめるフィールド

長野市街地から車で30分弱、飯綱高原エリアである長野市芋井地区に位置するフォレストビレッジ。
なんといっても気持ちいいのが、大座法師池を臨むロケーションにあるキャンプフィールド。

オープンを知り、昨年夏、友人家族と一泊二日でキャンプをしました。
ひらけた場所にテントを張って、景色を楽しんだりバーベキューを楽しんだりと大満足の滞在でした
トイレや炊事場などの水回りも清潔なのでキャンプビギナーも安心です!

キャンプの食材は森の駅の「グローサラント棟」で購入するのもおすすめです。
冷凍のお肉やクラフトビール、地元産の高原野菜など新鮮な食材が並んでいますよ!

また、休息をテーマにしたマーケットイベント「Forrest Market」やアウトドアアクティビティ「SUP」の体験会など、さまざまなターゲットに向けたイベントも定期的に開催。
キャンプと併せて立ち寄るもよし、イベントメインで楽しむもよし。ひとつのスポットで過ごし方のバリエーションが豊かなので何度も訪れたくなってしまいます。

家族連れにありがたい屋内アクティビティ

体を動かしたくてうずうずしている子どもは、森の駅の「アクティビティ棟」へぜひ連れていきましょう!
ツリーハウス型の屋内アスレチックには大人でも興奮してしまうはずです。遊具は既製品ではなく地元の大工さんや家具職人さんによっててがけられた完全オーダーメイド。

天気を気にすることなく思い切り体を動かせるのは嬉しいですよね!
室内はあえて暖房を減らすことで、屋内にいながら外遊びの感覚でアスレチックを体験できます。

アクティビティ棟には子どもの遊びを見守れる休憩スペースも。
ゆったりと座れるソファーが並んでいます。かゆいところに手の届く設計がありがたい……!

フリーランスやリモートワーカーは見逃せない!週末のプチワーケーションにぴったりのカフェ

フォレストヴィレッジで特に心惹かれたポイントが、ワークスペースとして利用できること。
カフェスペースは電源とWi-Fi完備なので、PCやタブレットを持ち込んで作業をしたい方はこちらに向かいましょう!
市街地のカフェやコワーキングスペースとは違った自然に囲まれた空間で作業がはかどるはず。

クロワッサン2個(ドリンクセット)500円

カフェで提供されるコーヒーは長野市の喫茶店「平野珈琲」監修のオリジナルブレンド。
発酵バター香る焼き立ての地元のカフェのコーヒーを湖畔で飲む時間、なんとも贅沢ですよね。

飯綱高原全体のブランド力アップを目指して

ここまで施設の紹介をしてきたフォレストビレッジ。
実は元々、長野市の指定管理施設である「飯綱高原キャンプ場」として運営されていましたが、昨年春にリニューアルオープンして今の形態に。
行政が設計・施工・運営を民間企業に一体的に発注した長野市初のプロジェクトとしても注目されています。
今回、長野市から委託を受けフォレストヴィレッジの運営を行っているeternal story株式会社の本部・髙橋まりさんにもお話を伺いました。

——フォレストヴィレッジは行政と民間企業の初めての試みということですが、大変なことはありましたか?

「関わっている人や組織が多い分、完成までにそれぞれの想いが交わり、葛藤などもありました。でもそれは『いいものをつくりたい』という気持ちがあったからこそだと思っていますし、フォレストヴィレッジのプロジェクトを通してより深い絆が生まれましたね」

——施設の見どころを教えてください。

「施設のデザインやサービス面はもちろん、環境に配慮した設備に注目してもらえたら嬉しいですね。たとえば、外壁や床板は建築時に伐採したカラマツを使用しています。また、このヒーターは一見仕切りのようですが、地熱を使った冷暖房なんですよ。空気が乾燥しませんし、エアコンも必要ありません」

髙橋さんの背後にあるのが、地熱を利用した冷暖房設備。パーテーションのような見た目でおしゃれ!

——中山間地で事業を行う中で感じる課題や、今取り組んでいることについても教えてください。

「リブランディングを行う上で、採用にも力を入れています。2〜30代の若い人の雇用や地元に住む方の雇用は中山間地域では特に大切だと考えていて。新しい施設をつくっても、スタッフに元気がなかったらもったいないですよね。若い人が元気よく働くことで、地元に活気が生まれるはずです」

——オープンして初めての冬を迎えますが、今シーズンはどんなイベントを企画していますか?

「冬のデイキャンプを企画中です。各アウトドアメーカーのテントを常設し、中にこたつを入れて食事を楽しんでいただけるよう企画を立てています。また、2月からはテントサウナも予定していますので、楽しみにしていてください!」

—今後の目標は?

「フォレストヴィレッジを通して、飯綱高原全体のブランド力アップを目指したいですね。2020年に近くにあった飯綱高原スキー場が閉鎖されてから、周辺の集客力がなくなってしまったことが一番の懸念です。この辺りは、戸隠や飯綱町方面に行くために通過する場所として捉えられることが多いのですが、住民の方が大切にしている大座法師池をはじめ、『実は知られていない良いもの』はたくさんあって。例えば、フォレストヴィレッジのある芋井地区はりんごがとてもおいしくて、グローサラント棟でも多くの種類を取り揃えているんですよ。また、地域には農家だけでなくアーティスト活動をされている方も多く、ここではクラフト作家さんがつくった鹿の角を使った熊鈴を販売しています。地元で活動する方々にお声がけし、商品を取り扱うことで、芋井地区や飯綱高原全体を知ってもらうきっかけになったら嬉しいです」

パッと見ただけでも圧巻のグローサラント棟のりんごコーナー。スーパーではお目にかかれないような種類のりんごも並んでいました。

マルシェで地域の恵みを味わい、アクティビティで自然と触れ合い、そこで働く人の想いを感じながら仕事や趣味の時間を過ごす。
働き方も多様になって、コワーキングスペースなど働ける空間を利用する機会は増えてくると思います。そうしたなかで、「近いから」「安いから」といった利便性だけでなく、せっかくなら「その場所、その地域、その人のストーリーを感じながら、つながっていける」という理由で行き先を選びたいとフォレストヴィレッジに来て、しみじみ思うのです。

[Biotope×長野市タイアップ記事]

フリーライター

ナカノヒトミ

1990年長野県佐久市出身。
2017年よりフリーライターとして活動開始。どこでも地元メディア「ジモコロ」などウェブメディアを中心に執筆を行う。
2018年4月に「シンカイ」の店長になり、佐久市から長野市に引っ越す。2020年に出産し子育て中。

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