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地球と自分と人と癒しと。#6 幸せの定義

自分はどんな買い物がしたいだろうか

ある日の買い物中のこと、チョコレート中毒の私は大好物のチョコレートを選んでました。

チョコレートの値段ってピンキリで、最近ではスーパーでもフェアトレードのチョコが売られています。(フェアトレードとは発展途上国で生産者との公正な取り引きを継続的に行っていること)

それを見つけたとき、我が子とこんな会話をしました。
「安く売られているチョコレートは、どこかの国で、子供たちが学校にいかずに働かされている原料をつかうから安いんだって!!」
それを聞いた子供は、「じゃあ、たくさん買ってあげたほうがいいの??」

子供はこうおもったんですね。たくさん売れたほうが、たくさんお給料がもらえる!って。

例えば、利益がきちんとお給料として、その働く子供に払われていたら、たくさん売れるのはいいことかもしれない。しかし、大人ではなく子供が働かないといけない環境はどうなんだろう?

もし、日本の子がそれを聞いたら、いいなぁ、勉強しなくていいんでしょ?と思うかもしれない。
日本では義務教育の年齢の子供が学校に行かず働いているとしたら? 
しかも、タダ働きだったら?

おうちのお手伝いは大切なことだけど、学校に行かせてもらえず、タダ働きをさせられている児童労働問題は最近はSDGsの活動が盛んになってきて、ようやくたくさんの人に知られてきたらしいんです。私も1年前くらいに知ったばかりで。。。

でも、確かに、チョコレート以外にもたくさん日本で安く買えるのは、相当安い原料ということですよね?児童労働に限らず、強制的な奴隷なような扱いをうけている人もいる。売り方や生産の工夫もあるとは思うけど、大量生産や廃棄問題とも深〜い関わりがありそう。安い→売れる→作る→低資金労働→安いというループを止めないといけないとなると、売れない方がいいのか。 

でも安いのは魅力だし売ってれば買っちゃう。安くしてでも薄利多売で他より売りたい企業。たくさんの人に喜んでほしい思いの裏側で泣いている人がいるのかも。買っちゃうから売っちゃうし作らせちゃう。子供の質問に私はすぐに答えられず、一回数人に相談し、いただいた意見を伝えました。そして私は結局中間の値段のチョコを買いました。

調べると、安い価格でも、生産者を支援する活動をしている会社もありました。売るための戦略だったり、今や認証でさえビジネスだったり、パッケージに踊らされる消費者。

さぁ、自分はどんな買い物がしたいだろうか?? 問題を見つけたときはチャンス!!

幸せの定義って?

幸せの価値観は人それぞれであるかもしれない。けれど、お腹が空いていては幸せを感じれない。痛みや寒さや暑さに耐えて、ホッとできないなんて。。。

例えば、クリスマスチキン、売れ残ったらどうなるんだろうね?おせち料理、製造時間が近いものを選んだら、賞味期限が近いもの、食べれるのち売れ残ってしまうよね?

という気づきがうまれました。

年末に、今年を振り返るついでに、セカイのどこかの課題を家族で話し合ってみるっていうのもいいかも。

2021年は私にとって学び多き一年でした。出会いや成長もありました。癒す子やす子と名のらせていただいておりますが、癒すことは私の目標であり生きがいであり、使命と感じていながら、まだまだ人様を癒すことなどおこがましく、修行の身であります。

ただ、ゆるりゆるりと、ただ、そこに居るという存在を目指し、皆様の健康とご多幸を祈り、私自身も幸せであることを願う所存でございます。お読みいただいている皆様、ビオトープ運営の皆様や皆皆様 いつもありがとうございます!!

また新しい一年、2022年もよろしお願いします。

moani オーナー/セラピスト。一家に一人と、一人に一人の担当セラピストを目標に癒しの可能性を広げます。”SDGsをもっとステキな取り組みにしたい” ECOSTAプロジェクトはじめました。

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