ライフスタイル
kimono随想#2
2021.05.27
「着物って寒くない?」ー「結構あったかいよ」
「着物って暑くない?」ー「意外とすずしいんだよ、これが」
「きもののお手入れたいへんだよね?」ー「そんなでもないよ、洗わないし」
「キモノ苦しくない?」ー「そう?」
「きもの、お金かかるよね?」ー「この帯、古着で3000円だよ」
今まで私がしてきた受け答えです。
ある日、きものを着てまちを歩いていて、ふと思いました。
たしかに、走れなくないけど走りにくい。
たしかに、腰まわりはあたたかいけど首もとや袖口は寒い。
たしかに、寝転んだりもできるけどはだける。
たしかに、紬の汚れは放置だけど色無地ならクリーニングして3000円。。。。
たしかに、着物は不自由なもの。
たしかにそうだ、そして、この不自由な感じこそが大事なのかも。
(つづく)
関連活動:オキモノ倶楽部
ナノグラフィカ
たまみ
ナノグラフィカ/ナノグラフィカ企画担当、ネオンホールメンバー。安曇野市生まれ 門前の暮らしと文化を企画実行中
ナノグラフィカ:〒380-0857 長野県長野市大字長野西之門町930-1